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ママの健康と病気

妊娠中、喘息治療のためにステロイド吸入薬を使ってもいいのか?

この質問に対する答えはOKです。

妊娠中の喘息には、
妊娠に合併しておこる喘息
もともと喘息持ちの方が妊娠する場合
と二通りあります。

妊婦が喘息を合併する頻度は約1%です。
ただし、この数字は欧米での話で、日本人の妊婦の場合でどうなのかという
信頼できる数字は見つかりませんでした。

妊娠中の喘息症状は、
軽快する方、変わらない方、悪くなる方、
それぞれ3分の1ずついらっしゃいます。

妊娠中の重症喘息は、
妊婦の死亡率を上げる、
妊娠悪阻(つわりのこと)が3倍、
子宮出血や子癇前症・前置胎盤は2倍頻度が高くなる
という報告もありますし、
妊娠中の喘息がうまくコントロール出来ていないと、
胎児の死亡や発育不全、早産の危険が高まるとも言われています。
ですので、妊娠喘息はきちんと治療しないといけません。

妊娠喘息も治療の基本は、
アレルゲンの除去(ダニ、ハウスダストなど)と
吸入ステロイドです。

妊娠中に吸入ステロイドを使用しても
周産期死亡率や胎内での赤ちゃんの成長に影響を及ぼさないことが
いくつかの研究で分かっています。

吸入ステロイドの量の目安ですが、
アルデシンだと一日800〜1000μgまでは、まず副作用はないとされていて、
さらに一日1000μg〜1600μgまでは使用可能です。
パルミコートは妊娠中の使用は安全となっています。
量は一日800μgまでです。
フルタイドについては、よく分かっていないようです。
妊娠以前からフルタイドで喘息をコントロールしていて、
妊娠中も必要と判断されたときには利用することもあります。


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